DIYでダウンライト照明の増設
今回は自宅のダウンライトの取付しようかなかと。
照明器具の増設って結構難しそうな感じがしますが条件さえ満たせば簡単かなかと。
勿論、100Vなので電気工事士の資格は必要ですが。
条件とは?
平屋と2階屋の2階部分。天井裏に潜れればどうにかなります。
この場合ある程度の電気の知識があればスイッチも増設可。
天井裏に潜れない場合は既存のダウンライトから電源を取り出せば可能かなかと。
ただ既存のダウンライトが遠い場合は多少手間が。ツーバーイ工法の家の場合は完全に不可。
シーリング照明からでも出来ない事もないと思いますがシーリング照明で隠れる部分の天井に穴をあける必要があるかと。
この2パターンに当てはまれば何とかできます。ただし天井の構造を理解しとく必要がありますがね。
天井の構造。
一般的な在来工法の天井の構造はこんな感じかと。

梁が邪魔なので梁を除けたのが

横方向の木が野縁って言って石膏ボードの下地になる部分。基本303mmピッチで。
縦方向が木が野縁受けと言って野縁の固定の為の物。基本910mmピッチかと。
手前に飛び出してる短い木が吊り木といって梁と野縁受けに固定して天井が下がらないように支えてる物。ちなみに画像の吊り木の位置は適当です。
こんな感じで天井は出来てると思うんです。石膏ボードを貼った感じが

こんな感じで裏面が

こんな感じ。
画像で見ると結構スペースがあるように見えますよね。見えるだけで結構不安になりますが。
ダウンライトの位置を出す。
位置を出すにあたって大切な事は野縁受けにヒットしない事。これは知り合いの電気屋さんに教えてもらったんですが、野縁は最悪切る事もあるらしいんですが野縁受けは切ると天井が下がるので絶対ダメとの事。
その為には野縁の向きを知る必要があります。
我が家の場合平屋なので天井裏に潜って確認したんですが、確認できない場合は天井コンコン叩いて目星をつけてからの下地探しでやるしかないかと。野縁の位置が分かったらついでにマスキングテープで印を。
柱の位置がでたら一応下地探しで確認を。ちなみに目立たない所での確認をおすすめします。
それと野縁受けを柱のどの部分に打ち付けてるかは分からないので柱の中心と思われる所から左右10センチの所は避けるのが安全かなかと。
後はダウンライトの位置を出して最後に下地探しで再確認を。
ダウンライトの開口からの取付
ダウンライトの取付の動画撮ったので参照に。
って事で位置を出して問題なければ開口作業へ。
購入したダウンライトのサイズにコンパスで印をして引廻しノコで切っていきます。
今回は100φのダウンライトなので半径5センチの円を描きます。
ちなみに石膏ボードの粉がかなり出るのでマスカ等で養生は必須です。
後でダイソンで掃除って思ってる方!!!目詰まりするので極力掃除する量を減らしましょう。
開口が終わったら配線を我が家の場合、既存のダウンライトから電源を取り出したので特別難しい事はありません。ダウンライトは端子台の所に電源用と送り配線用があり送り配線ができますのでダウンライト間を渡って配線すれば大丈夫です。
距離がある場合は細くて柔らかい棒(巾木が結構しなります)等で一度開口間を通しそれに電線を結んで引っ張るのが簡単かと。
後は説明書通りにダウンライトを取り付ければ完了です。

今回真ん中の3台を取付ました。ちなみに30センチ間隔で取り付けてます。
それと僕は普段画像を使ってブログを書くんですが間違って画像を削除してしまいまして・・・
途中の画像が一切ないという。。。
とりあえず取り直した完成形のみと。失敗しましたよ。
シーリング照明から電源取出し。
シーリング照明。一般的な丸の照明ですね。
最近はダウンライトを大量に使用する家も増えましたが少し前までは各部屋にシーリング照明のみってのも少なくないはず。
この照明から電源を無傷で取り出すのは難しいですよ。シーリング照明は引掛けシーリングって言ってに取り付けてあるのが一般的かなかと。白くて丸くてカチってするやつ。
これはダウンライトと違って普通は送り配線が出来ないんですよね。
ではどうするかと言うとシーリング照明は天井にピッタリ付くので隠れる所で尚且つ引掛けシーリング近辺を開口するしかないです。サイズは95ミリ×50で。ちなみにこの時も下地の有無の確認を。ちなみに下地ギリギリだと最後カバープレートをハサミ金具で固定するので2センチ位の余裕を。
後は1度引掛けシーリングを取外し電線を開口した所にもって行きそこで結線する感じになるかなかと。
無理にカバープレートでなくても薄い板を両面テープで貼るだけでも良いかなかと。
って言っても実際問題ここまでしてやる人は居ないと思いますが・・・
やってみた感想。
我が家の場合平屋でダウンライトからの電源取出しという簡単な方法だったんで1時間位で出来たかなかと。正直簡単でしたね。
我が家では子供はリビング学習なので手元は明るくしたかったんですよね。今回60wクラスのダウンライトを3灯取り付けたんですが十分すぎる明るさで結構満足です。
僕みたいに自分でチャレンジするのは少数とは思いますが、多少金額がかかっても必要な時は1度電気工事屋さん相談してみるのも良いかなかと。その位価値がありましたね、今回は。